爪の彩色の始まり
反面、化粧すなわち爪の彩色の始まりは呪術的の意味合いを 強く持っていました。
また一方で、ミイラの爪に彩色が残っていたことや、古墳の死骸近くの土や
その人骨が赤く染まって発見された事からみて、朱(水銀朱)は
防腐剤としての効果があるという事を知って使っていたのではないかと思われます。
事実、古代において復活と再生、来世での霊魂の存在を信じ、
身分の高いもの達の死骸を保存するべく、ミイラの爪にも朱の色を施していました。
また、その為の薬品や化粧品が作られ発達を見ることが出来たと言われています。
更に古代エジプト時代にはスキンケアのような美容術や、ヘアカラーなどもあり美容に
関してはそこからギリシャ・ローマ時代へと伝えられていきます。
当時は爪の色が身分をあらわし、王と王妃は濃い赤、
その他の者は薄い色しか許されなかったといいます。