江戸時代、紅花を使った染色技術が、中国から渡来し、紅花の栽培が盛んに
なりました。それは、化粧にも利用されるようになります。同時に爪にも紅を
塗ったので、『爪紅』と呼ばれました。また、紅花を使って、唇に紅を濃く塗る
化粧は、『口紅』と呼ばれました。この時代の文献によると、赤いホウセンカの
花弁を杯に入れ、ミョウバンを加え花弁をつぶしながら混ぜ、骨でできた
専用の針を使って爪を塗っていくと記されています。染料ですから、
乾いた爪紅は水で洗っても落ちないで長く楽しめたようです。
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